冬でも夏でも関係なく辛い冷え性。
しかし、いつから冷え性なのかと思い返しても、はっきりとはわからないですよね。
そして、これは冷え性ではなくて体質なのではないかとあきらめていたりしませんか。
また、足が冷たいけど我慢できるからと、軽視している方もいるんではないでしょうか。
実は、冷え性は治るうえに、関係ないと思っていた症状も治ってしまうかもしれないんです。
では、どうやって改善できるのかご紹介します。
お風呂に浸かって芯から温める
冷え性のわかりやすい原因は寒さです。
寒い冬や、1日冷房の効いた部屋で冷えた身体は芯から冷えています。
お風呂に浸かって、芯から身体を温める時間を作ってください。
毎日忙しくてシャワーで済ませているというもいらっしゃると思います。
そいう方こそ、シャワーでなくお湯に浸かるというように習慣をかえることで、冷え性が改善されていくことを実感できると思います。
入浴の方法で1番おすすめなのは、少なめのお湯で半身浴することです。
お湯の温度は、38?40℃くらいのぬるめがいいです。
理由は、副交感神経が優位になるため血行が促進されるからです。
また、リラックス効果も期待できます。
また、お風呂に入ること自体、水圧によってリンパや血行の流れを促してくれます。
食生活を見直す
手軽に食べられるジャンクフードなどばかりを食べていると、血液がドロドロになって、血液のめぐりが悪くなってしまいます。
脂っこい食事も同様です。
他にもインスタント食品やスナック菓子など、栄養が偏った食事は見直しましょう。
また、生野菜や甘いもの、アイスなども身体を冷やします。
美味しいものばかりですが、健康のため適度に摂取したいですね。
身体を温めてくれる食べ物には、しょうがや根菜などがあります。
昔ながらの和食や、ビタミンやタンパク質の揃った食事を心がけましょう。
タンパク質は、筋肉作りに必要です。
筋肉は、全身に血液を送るポンプのような役割があります。
そのため、筋肉量が少ないと血行不良の原因となります。
また、筋肉には熱を生み出す力もあります。
タンパク質も積極的にとりましょう。
お酒を控える
お酒の飲み過ぎは、血液をドロドロにし、血液のめぐりを悪くします。
また、麦が原料のお酒は、身体を冷やすそうです。
麦が原料のお酒といえばビールや焼酎などです。
反対に米が原料のお酒は、身体を温めるそうで、代表的なものでいうと日本酒です。
しかし、日頃の楽しみという方が、お酒をやめることはストレスになります。
適度に飲む、飲みすぎないように心がけて楽しみましょう。
お腹を温める
冷え性の方には、生理痛がおもい、便秘、下痢、腹痛などのほかの症状が出ている方もいます。
夏よりも冬のほうが生理痛が重く感じる方もいるのではないでしょうか。お腹は身体の中心です。お腹から温めて全身を温かくしましょう。
お腹にホッカイロをつけたり、腹巻きをしたりするのが取り入れやすいです。
また、お腹の中から温めるということで、温かい飲み物を飲むこともおすすめです。
冷たい飲み物を、常温で飲むということも簡単ですね。
運動不足を解消して、筋肉をつける
上記しましたが、筋肉は熱をつくれます。
運動不足を解消して、筋肉をつけましょう。
お休みの日は必ず運動するなどは、難しいと思います。
毎日の生活の中でストレッチしたり、歩いたり、筋トレするようにしたりすることが現実的で、継続できそうです。
足元から冷え対策
冷え性といえば足の冷えです。
冬の夜は、足元が寒くて眠れないことや、冷たいを通り越して痛いと感じることもあります。
どちらも本当に辛いですよね。
特に眠れないというのは、不眠にもつながり日常生活が辛いだけでなく新たな疾患にもかかるリスクがあります。
対策として、就寝時に靴下を履いている方は多いと思います。
私も、もこもこの靴下を重ねばきして、パジャマの裾をその靴下の中に入れて眠っていました。
足元を温めるのに1番手っ取り早い対策の靴下ですが、もし窮屈なものを履いていたら逆効果となってしまいます。
締め付けが血行を悪くします。
就寝時だけでなく、靴下や洋服も締め付けないものがおすすめです。
就寝時なら湯たんぽもいいです。
また、足元を温めるために足湯も効果的です。
上記した入浴と似ていますが、足湯の方が簡単で、自宅なら比較的好きなタイミングでできると思います。
また、リンパマッサージも入浴の時や、就寝前などご自分の取り入れやすい時間にやってみましょう。
もう冷え性を我慢しない
冷え性は辛いですが人と比べられないため、寒いのはみんなも同じなのではと我慢していませんか。
もし今我慢できる症状だとしても、いつのまにか他の症状や疾患につながってしまうかもしれません。
諦めていたその冷え性は、日々の習慣を意識するこで改善していくことができます。
少しずつできることからやってみましょう。