私たちの生活は、冷え性にならないほうが難しい

女性の悩みのひとつの冷え性。
一言に冷え性といっても、辛い症状は様々です。
また、関係ないと思っていた悩みの原因が、実は冷え性だなんてこともあります。
では、私たちはなぜ冷え性に悩ませれているのでしょうか。

冬も夏も関係なく潜む寒さ

冷え性の原因で一番最初に思い浮かぶのが寒さです。
暑い夏も冷房の効く社内や電車、飲食店で凍えてしまいそうになることがありますよね。
夏だからって油断は禁物です。

また、暖かくしているはずの暖房の効いたお部屋でも、意外と足の指先は冷たいままということもあります。
上半身が温かいと足の冷たさに気づかなかったり、我慢できる程度に感じるかもしれません。
しかし、その積み重ねが体温をさげてしまうかもしれません。
厚手のストッキングや靴下をはいたり、ブランケットで対策をしましょう。

夏だから冷え性は関係ない、冬で暖房が効いているから大丈夫ということはありません。
季節関係なく、寒さは存在しています。

血行不良の3大要因

冷え性でおこる身体の末端の冷えは、血行不良から起こります。
その要因として血液を全身に送る筋肉量の不足、食時内容や生活習慣病からくる血液循環の悪さ、そしてストレスがあります。

筋肉量の不足

筋肉は、血液を全身に送るだけではありません。
体温は、筋肉の発熱にも影響しているためにこの筋肉不足というのは、大きな要因となります。
女性は、もともとの筋肉量も少ないです。
そして、日頃の運動不足も重なり冷え性へなりやすい身体に近づいてしまします。

偏った食事

食事内容とは、偏った食生活や水分の取りすぎなどです。
昔の和食のような食生活をしているかたは少ないのではないでしょうか。
偏った食事やジャンクフードばかりの食生活は、血液をドロドロにしてしまいます。アルコールもそのひとつ。

また、昔水をたくさん飲むダイエットが流行りましたが、水分が抜けきらなければ身体が冷える原因となります。
何事も適度が大事ですね。

ストレス

ストレスを感じると身体が緊張し、血管が収縮します。
その状態が続くと血行不良となり、冷え性になる可能性がでてきます。
しかし、ストレスを感じないように過ごすことは難しいと思います。
少しでもストレスをリセットできることをみつけたり、リフレッシュする習慣をつくりましょう。

毎日シャワーですませがち

忙しくてお風呂にゆっくりつかる時間もないという方は多いのではないでしょうか。
しかし、お風呂で体を芯から温めるタイミングがないという生活は、冷え性になるリスクがあがります。
ぬるめのお湯で半身浴をすることで副交感神経が優位に働き血行促進されます。
毎日ではなくても、入浴の習慣をつけて冷え性を改善しましょう。

冷え性といえば、手足の冷え

冷え性といえばこの症状というくらい誰もが実感する症状ではないでしょうか。
日中はもちろんのこと、お布団の中で足が冷たくて眠れないということもあります。
冬だけでなく、夏でも靴下をはいてねている方もいるほど手足の冷えは顕著に出ます。

お腹の不調

生理痛が重くて辛いという方の中には、冷え性が影響していることもあります。
そのため、夏より冬のほうが生理痛がひどいという方もいます。
また、便秘や下痢なども実は冷え性が原因かもしれません。
冬や冷房の効く部屋では、お腹を冷やさないようにカイロや腹巻きをしましょう。
お腹の中から温まるように、温かい飲み物や生姜の飲み物もいいです。

下半身太り

上記した冷え性の原因である血行不良や筋肉量の不足が、下半身のむくみや脂肪燃焼につながらず、下半身太りを引き起こします。
体調の悪化だけでなく、スタイルにも影響をあたえるなんて、本当に女性の天敵です。

冷え性、なりやすい理由もなりたくない理由も文句なし

冷え性は、とても辛いです。
生理痛や腹痛に繋がっていると考えると、なおさらかかりたくありせん。
しかし、自宅以外では、冷暖房の温度を変えることはなかなか難しいと思います。
ブランケットや厚着で対策しましょう。

しかし、生活習慣は自分次第です。
今日から変えられることがたくさんあります。
食事内容を見直してジャンクフードなど油ものを控える。
根菜や温かい食べ物や飲み物を積極的に摂取する。
また、お風呂に浸かる日を増やしたり、少しお酒を控えてみたりなどできることから取り組んでみましょう。

私は、冷え性で生理痛も重く、とてもお腹の弱い体質でした。
夏でもカーディガンは必須で、冬は靴下を重ねてはいて寝ていました。
しかし、毎日あつめのお湯につかり、食事にきをつけて、飲み物は常温のものを飲むようになってから嘘のように体質が変わりました。

当時は、自分が冷え性だとは思っていませんでした。
みんなも同じように感じていると思っていました。
当時の私と同じように、冬だからとかそういう体質だからと諦めないで、ぜひ食や生活のなかでできることを変えて冷え性の辛さから解放されましょう。

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